あらすじ

望月明日花(上枝恵美加)は『ことりファミリーエンジェル』という家族代行サービスの会社で働く新人社員。
明日花は、誰も気づかないような些細な部分まで記憶できる、驚異的な記憶力の持ち主だった。

しかし、彼女は子供の頃の記憶だけはほとんど覚えていなかった。
子供時代を孤児院で過ごし、本当の家族を知らずに生きてきた事以外は・・・。

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明日花を慕う須藤花楓(黒川葉月)は、小説家を目指す見習いアルバイター。
どんな物事も「推理小説風に脳内変換」してしまうという性格だった。

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ある日『ことりファミリーエンジェル』に、とある大金持ちから「若い娘を二人派遣してほしい」という依頼が舞い込む。
大きな屋敷に通された二人の前に現れたのは、大女優・早乙女葉子だった。

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彼女は言う。
「今日から1か月間で、あなた達には、私の娘として『女優になるための演技レッスン』を受けてもらいます。」
そして葉子は、一冊の台本を渡す。未完の作品だった。

作品のタイトルは『天使が君を殺す理由(わけ)』

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それは明日花自身の、忘れられた過去を呼び覚ます旅へと繋がっていく、悲しい物語のはじまりでもあった・・・